パナソニック製と中華製ベビーモニターを実際に使い比べてみた

1. パナソニック製と中華製ベビーモニターの違い

赤ちゃん見守り用カメラを選ぶときに迷うのが、「国内メーカーの専用ベビーモニター」か「安価な中華製スマートカメラ」かという点です。

私は実際に、パナソニックのKX-HC705-WとTP-LinkのTapo C110を両方使ってみました。結論としてはTapoをおすすめしますが、それぞれの特徴を比較したうえで理由を紹介します。

2. 比較対象の紹介

Tapo C110(TP-Link)

Tapo C110は、中国メーカーTP-Linkが手掛けるスマートカメラ。価格が手頃なのにフルHD画質と暗視機能を備えており、夜でも赤ちゃんの様子をはっきり確認できます。スマホアプリでどこからでも見守れるのが大きな強みです。

KX-HC705-W(Panasonic)

KX-HC705-Wは、パナソニックの専用ベビーモニター。付属の専用モニターを使うためWi-Fi環境が不要で、電源を入れるだけですぐに利用できます。操作は簡単ですが、画質はやや控えめで外出先からは確認できません。

3. 使って感じたそれぞれの特徴

💰 価格(2025年9月時点)

Tapo C110(TP-Link):約3,780円 KX-HC705-W(Panasonic):約16,173円

🎥 画質

Tapo C110:フルHDで鮮明。表情まで見える Panasonic:粗めで細かい表情は見えにくい

🌙 暗視モード

Tapo C110:夜間でも鮮明で安心 Panasonic:暗所ではやや見づらい

📱 操作性

Tapo C110:スマホアプリで管理。外出先からも確認できる Panasonic:専用モニター付き。電源を入れるだけで使える

🔌 オンオフ

Tapo C110:アプリから不可(スマートプラグで解決可能) Panasonic:モニター側でオンオフ可能

📡 接続環境

Tapo C110:Wi-Fi必須 Panasonic:Wi-Fi不要

⚙️ 初期設定

Tapo C110:アプリ・Wi-Fi設定が必要 Panasonic:電源を入れればすぐ使える

補足:コスパの衝撃

価格だけで比べても、Tapo C110は約3,800円、パナソニックは約16,000円。4倍以上の差があります。

正直ここまで差があるのに、画質・暗視モード・使いやすさではむしろTapoの方が優れていると感じました。

「安いから性能はそこそこだろう」と思っていたら大間違い。“安いのに性能が良すぎる”というギャップが、Tapoを選びたくなる最大の理由でした。

4. 実際に使い比べてわかった違い

画質と暗視はTapo C110が圧勝。赤ちゃんの表情までくっきり見えました。KX-HC705-Wは映像が粗く、暗い部屋では物足りません。

操作はどちらも簡単ですが、KX-HC705-Wは専用モニターを常に持ち歩くのが邪魔でした。Tapoはスマホで完結するので身軽です。

初期設定は、パナソニックは不要、TapoはアプリとWi-Fi設定が必要という違いがあります。

5. 最終的にTapoを選んだ理由

最終的に選んだのはTapo C110です。理由は、安いのに性能が高すぎるから。

約3,800円で高画質・暗視対応、しかもスマホで確認できる便利さは圧倒的。専用モニターが必要なKX-HC705-W(約16,000円)と比べると、コスパの差は歴然でした。

正直「パナソニックのモニターは売って、Tapoをもう1台買おうかな」と思ったほど。初期設定の手間はあるものの、トータルではTapo一択という結論に至りました。

6. まとめ:どんな人にどちらを勧めるか

Tapo C110(TP-Link)  → Wi-Fi環境がある家庭。コスパや画質を重視したい人。 KX-HC705-W(Panasonic)  → Wi-Fiがない環境。機械が苦手で、とにかくシンプルに使いたい人。

どちらもメリットはありますが、私の体験から言えるのは「迷ったらTapoで十分」ということ。安いのに性能が良すぎるTapoは、子育て家庭の強い味方になるはずです。

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