現時点の状況
私は現在、資産が約1000万円あります。この金額は、社会人として働き始めてから少しずつ貯めてきたお金と、株式投資で得た利益が積み重なった結果です。特に、ここ数年は株式投資をメインに資産を増やしてきましたが、まだ大きな勝負には出ていません。慎重にリスクを管理しながらコツコツ進めてきた結果が、この1000万円という金額です。
資産の内訳としては、以下のようになっています。
- 日本円: 170万円
- 株式投資(日本株・米国株): 800万円
- その他: 30万円
投資戦略
1億円を目指すために、現時点で私が考えている投資戦略は、安定的な積み立て投資と成長を狙ったリスクの高い投資の両立です。以下のように具体的な運用方針を立てています。
1. インデックス投資をNISA口座で積み立て
NISA口座を活用して、安定的に資産を育てるために以下のインデックスファンドを毎月5万円ずつ積み立てています。
- S&P500連動型(60万円): 米国の主要企業500社に分散投資できる商品。長期的な安定成長が期待できます。
- 全世界株式型(60万円): 世界中の株式に分散投資することで、地域や市場ごとのリスクを軽減。
それぞれ月5万円。年間120万円を投資します。
何故2つに分けているのかですが、どちらも超優秀なインデックスで甲乙つけ難かったからです。優柔不断でしたが、最初に決めた戦略から変えてあちこちふらふらしてしまいそうなので積み立て枠は上限額までこの戦略で進めます。
2. 成長投資枠でリスクの大きなインデックス投資
2025年のNISAの成長投資枠(年間240万円)については、以下のようにリスクを取ったインデックス投資を計画しています。特定口座で保有している株式を順次売却し、この枠を活用して資産を移行していく予定です。この枠は年毎で変更します。
1. NASDAQ100連動型(150万円)
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
- 信託報酬: 0.22%(税込)
米国のテクノロジー企業を中心に構成されたNASDAQ100は、成長性が高いことで知られています。このファンドは信託報酬が非常に低いため、長期的な資産形成に適しています。テクノロジー分野の成長をダイレクトに享受できる点が大きな魅力です。
- 信託報酬: 0.22%(税込)
2. SP10(60万円)
- 日興Tracers S&P500トップ10インデックスファンド
- 信託報酬: 0.10%(税込)
S&P500上位10社に集中投資するファンドで、信託報酬が非常に低いのが特徴です。FANG+に比べて低コストであるため、代替として選定しました。また、集中投資による成長期待が大きく、自動リバランスが行われる点も魅力です。
- 信託報酬: 0.10%(税込)
3. 中国指数連動型(30万円)
- SBI・中国A株インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(中国A株))
- 信託報酬: 0.4138%(税込)
中国市場のFTSE中国A50指数に連動するインデックスファンドです。短期的にはリスクもありますが、長期的な成長余地が大きいと考えています。特に、人口規模や政府主導の成長戦略が市場を後押しすると期待されます。
- 信託報酬: 0.4138%(税込)
この2つの戦略を組み合わせ、安定した成長と高リターンの両立を目指しています。特に、NISAの非課税メリットを最大限活用することで、10年後の目標達成に近づけると考えています。